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Rescue Career
平貞 隆史

COACH STORY

人生は、何歳からでも選び直せる。

平貞 隆史

HIRASADA TAKAFUMI

元福岡市消防局
キャリアコーチ

INTRODUCTION

福岡市消防局で22年間勤務し、2023年に早期退職。

その後、リスクマネジメントや人材育成の分野で活動し、2024年にRescue Careerへ参画しました。

私が大切にしているのは、一人ひとりが自分の価値観と向き合い、心身の健康や人との関係を大切にしながら、主体的に人生を選択することです。

CHAPTER 01/ 07

誰かの役に立つ仕事がしたかった。

私が消防士を志すきっかけになったのは、大学時代のアルバイトでの出来事でした。

長崎県の飲食店で働いていたある日、お酒に酔ったお客様を背負い、1時間近く坂道を歩いて、自宅まで送り届けたことがありました。

路面電車が走る長崎の街並み
長崎の街並みイメージ

そのとき、人から感謝されることの喜びを感じました。

誰かの役に立てる仕事がしたい。

消防士は、分かりやすく人の役に立つ仕事だと思いました。そんな思いから消防士を目指し、2001年に福岡市消防局へ入局しました。

  1. 大学時代長崎県の飲食店でアルバイトお客様を背負って送り届け、感謝される
  2. 2001福岡市消防局に入局

CHAPTER 02/ 07

22年間、消防という仕事に向き合ってきた。

消防署の前に停まる福岡市消防局のポンプ車
福岡市消防局の消防車イメージ

消防学校から現場に配属され、22年間で、消防に関するさまざまな業務を経験しました。

  • 01警防
  • 02救助
  • 03救急
  • 04火災調査
  • 05予防
  • 06指導
  • 07県庁 消防防災課
  • 08消防団担当

年を重ねるとともに、消防司令補という中間管理職として、マネジメントも経験しました。

現場での災害対応だけでなく、組織のマネジメントや人材育成にも関わってきました。

消防大学校の「自主防災組織育成課程」を修了し、福岡市職員のファシリテーターとして、総合計画の策定にも参画しました。どれも、消防司令補などの階級につかなければ、できない仕事でした。

消防ラグビー部への所属や、趣味のサーフィンを通して、公私ともに心身を鍛え、災害対応能力を高めてきました。

また、現場での災害活動を通して、緊急時のトップダウン型のリーダーシップや、メンタルヘルス、ハラスメント、安全管理、コンプライアンス、BCP、防災などのリスクマネジメント全般を、体系的に学んできました。

その中で学んだのは、緊急時に求められるリーダーシップと、日常の職場で必要なコミュニケーションは、必ずしも同じではないということです。

平常時には、心理的安全性を土台にしたコミュニケーションが求められます。しかし、その区別や使い分けに、課題を感じるようになりました。

人を動かすこと。

人を育てること。

そして、人が安心して力を発揮できる環境をつくること。

長い消防キャリアを通じて、こうしたテーマと向き合ってきました。

CHAPTER 03/ 07

順調だった人生に、立ち止まる時間が訪れた。

30代後半、これまで積み上げてきた価値観を大きく揺るがす出来事がありました。

うつむいて頭を抱える人物
人生を見つめ直す時間イメージ

それまで大切にしていた価値観が揺らぎ、自分自身に問いかけるようになりました。

QUESTION

「私は何のために働いているのか?」

「私は何のために生きているのか?」

この経験から、健全な心身を保つことや、自分や他者との良質な対話の大切さを、痛感することになりました。

自分自身と芯から向き合い、葛藤しながらも、前に進み続ける日々が始まりました。

それは、これまでの生き方を見つめ直す、大きな転機となりました。

CHAPTER 04/ 07

安定を手放すことへの葛藤。

その挫折の経験もあり、消防の中で、今ひとつ活躍できていない、このまま続けても活躍できそうにないと感じるようになりました。

もっと活躍したい。その思いが、キャリアチェンジを考えるきっかけになりました。

今の世の中には、一度の失敗も許されないような風潮があります。もちろん、良くないことをしたのなら、反省して悔い改める必要があります。それでも、最初から失敗したくて失敗する人はいないと、私は思うのです。

一度の経験や挫折だけで、その後の人生が決まるわけではない。

「再チャレンジしたい!」

「このまま人生終わってたまるか!」

そんな想いで勇気を出して、早期退職に向けた準備を始めました。

雪山で青いジャケットとヘッドライト付きの帽子を身につけた平貞さん
雪山の山頂で

公務員という安定した仕事を離れることは、簡単な決断ではありませんでした。

安定した職業を手放す不安、金銭的な不安、そして世間体。これまで信じてきた価値観を大きく転換しようとするチャレンジは、予想以上に大きな恐れとの戦いでもありました。

「安定の公務員なのだから、辞めたらもったいない。辞めたら、つぶしがきかない。だから、辞めてはダメだ。」

それは、本当なのか?

そんなことはないはずだ。

それを、私が証明してみせる。あとから続く人たちの、希望となるためにも。

公務員を辞めても、なんとかなる。そのことを、私自身が見本となって示していきたい。

そう考え、早期退職に向けて準備を進めました。

CHAPTER 05/ 07

メンターとの出会いが、新しい可能性を教えてくれた。

苦い経験と教訓を生かすため、本当に多くの時間とエネルギー、そしてお金を、自己投資に費やしました。

コーチングやカウンセリング、心理学などのコミュニケーションスキルをはじめ、マネーリテラシーやマーケティングなど、さまざまなことを学んできました。

資料を手に、向かい合って話をする二人の手元
コーチングイメージ
2016.03
メンタルヘルス・マネジメント Ⅱ種・Ⅲ種を取得
2019.06
日本メンタルファウンデーション・コーチ協会 認定プロフェッショナルコーチを取得
2021.08
国際コーチング連盟 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)を取得
日本メンタルファウンデーション・コーチ協会の認定プロフェッショナルコーチ認定証。氏名 平貞隆史、認定日 2019年6月3日
日本メンタルファウンデーション・コーチ協会 認定プロフェッショナルコーチ 認定証

消防司令補としての経験から、物事を分析することや危機管理は、得意になっていました。一方で、もともと得意ではなかったコミュニケーションのトレーニングは、簡単ではありませんでした。

それでも、学びを重ねる中で、自分自身の考え方や行動に変化を感じるようになりました。

その分、苦しみながら学び、成長できたときの喜びも大きなものでした。

その過程では、多くのメンターとの出会いもありました。

その方々の生き方から、多くの学びや勇気をもらいながら、少しずつ、新たな人生のステージへの準備を進めていきました。

「金銭的な不安や、同僚たちからの目線に対して不安なこともあるけど、40代の私にだって、まだまだできることがたくさんあるかもしれない。だからこそ、真剣に考えてみよう。」

こうして、恐れは少しずつ、挑戦への希望に変わっていきました。

このような経験をしてきた私だからこそ、同じような課題で悩む人に寄り添い、伴走したいと強く思うようになりました。

CHAPTER 06/ 07

22年の消防キャリアから、新しい仕事へ。

ただ、そこにも大きな壁がありました。どうしても拭えなかった、二つの価値観の転換です。

  • 01お金や成功が大事だという価値観と向き合い、心の平穏などを優先する生き方へ。
  • 02他人の期待に応える「他人軸」から、自分の心が望む「自分軸」の生き方へ。

そのための新たな取り組みとして始めたのが、山登りや神社仏閣巡りです。日本の大自然や文化に触れることが、価値観の大きな転換に、良い影響を与えてくれたと思います。

今ではそれが趣味になり、休日には山や神社仏閣を訪れて、自分自身と向き合い、価値観を確かめるようにしています。

山頂の標識の前に立つ、赤いジャケット姿の平貞さん
山頂で

2023年3月、福岡市消防局を早期退職しました。

退職後は、消防で培った経験や、その後に学んだ知識を生かし、リスクマネジメントの分野で事業を開始しました。

そして2024年8月、Rescue Careerのキャリアコーチとして活動に参画しました。

2001消防局に入局2024コーチへ

現在は、リスクマネジメントコーチや研修講師として、個人や法人のより良い人生(ウェルビーイング)の実現を、伴走支援しています。

かつては消防という立場から人を支えていました。今度は、キャリア支援や人材育成という立場から、人が自分自身の力を発揮することを支えていきたいと考えています。

ライフキャリアコーチングは、自分自身の生きがいのためにも、社会貢献のためにも、生涯現役で取り組むライフワークです。

CHAPTER 07/ 07

自分らしく、人生を切り拓いていく。

苦手だったコミュニケーションを自ら学び、心理学やマネーリテラシー、マーケティングなどの学び直しを重ね、山登りや神社仏閣巡りを通して、自分自身と向き合ってきました。

その中で、三つの力が育ちました。

菅笠をかぶり、寺院の前に立つ平貞さん
神社仏閣巡り
  1. 01セルフコーチング力自分の頭で考え、言語化して行動し、振り返りながら軌道修正して前進する力
  2. 02対話力周りの人とのコミュニケーションはもちろん、その土台となる自分自身とのコミュニケーションの力
  3. 03相談力一人で抱え込まず、味方や専門家など複数の人に相談しながら、課題を乗り越える力
ICF PCC 認定証。氏名 TAKAFUMI HIRASADA、取得日 2021年8月12日
国際コーチング連盟 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)認定証

そして、自分の経験を生かして人をサポートすることを、使命であり、生きがいだと感じるようになりました。

私が実践し続けているメインテーマは、心身の健康、自他との健全な関係性とコミュニケーション、そしてマネーリテラシーという、生きる三つの力を育むことです。それこそが、より良い人生(ウェルビーイング)を実現するうえで大切な要素だと、自分自身の人生を通して感じています。

仕事で成果を出すことだけが、人生の豊かさではありません。自分自身の価値観を理解し、大切なものを守りながら、これからのキャリアを考えることも重要です。

公務員として働き続けることも、新しい仕事に挑戦することも、一つの選択です。

これまでの経験や年齢だけで、自分の可能性を決めてしまう必要はありません。

働く人々が心身ともに健康で、健全な人間関係の中で、自分の力を存分に発揮して生きられる。そんな組織や社会の実現に貢献することが、私の使命です。

人生100年時代。20代の若い世代から、40代・50代のベテラン世代まで、将来を見据えた人生のキャリアデザインを、共に描いていきたいと考えています。

一緒に、人生を切り拓いていきましょう。

平貞 隆史|元福岡市消防局・キャリアコーチ

RECORD

事実として、言えること。

2001
福岡市消防局に入局
2016.03
メンタルヘルスマネジメントⅡ種・Ⅲ種を取得
2019.06
日本メンタルファウンデーション・コーチ協会 認定プロフェッショナルコーチを取得
2021.08
国際コーチング連盟 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)を取得
2023.03
在職22年で早期退職
2023.04
リスクマネジメント事業を開始
2024.08
Rescue Careerのキャリアコーチに参画

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ANOTHER COACH

もう一人のコーチ|元東京消防庁

星野 良太

消防士から、キャリアコーチへ。

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